北陸旅2日め。
朝起きて、新潟から日本海沿いを下って富山へ入りました。
ここで、友人と合流して「富山市ガラス美術館」へ向かいます。
「富山市ガラス美術館」、通称「TOYAMAキラリ」は
隈研吾氏(RIA・隈研吾・三四五共同企業体)の設計で
外装のパネルがガラスのようにキラキラと反射して見えるデザインになっています。
(あいにくの雨でしたが・・・)
通称である、キラリのサイン。
その足元に・・・
こんなオブジェが。
よく見るとキ・ラ・リの文字になってます!!
エントランスへ入ると、吹抜けの開放的な空間が広がり
さらに2階へあがると、この建物の最大の特徴ともいえる天井までナナメに突き抜ける
「スパイラルボイド」と名付けられた吹抜けが現れます。
この吹抜けにこれでもか!というほどの富山県産の杉の羽板が取り囲み、
吹抜け全体をおもしろい空間にしています。
上から見下ろすとこんな感じ。
実はよく見ると、天井は現しになっていたり
梁も耐火被覆むきだしになっていたりしているのですが、
こういった仕上げの引き算と、杉の羽板の足し算によって
全体のバランスがとれていると感じました。
館内の総合案内サイン。
木の色と凹凸で「スパイラルボイド」を表現しつつ
全体の配置まとめた面白いサインです!
各部分のサインも統一されていて良いです。
統一されているのは、自動ドアの注意喚起サインまで。
こういう細部までの徹底したこだわりは好きです。
2階のカフェ。
3階~6階は市立図書館が入っています。
びっくりしたのは、
図書館は吹抜け空間と区切られることなくつながっていて
一般的な図書館の入り口にあるような入退館の管理ゲートなどはなく
誰でも出入りできるようになっています。
管理はどうしているのか・・・と疑問に思いましたが
友人によると、富山市長の「性善説」の考え方によるものなのだそう。
市民を信用している、ということなのでしょうね。
ガラス美術館を見た後は、もう一つの美術館へむかいます。
~~ここからは番外編~~
日本海といえば海の幸!
お昼ご飯は富山で行列のできる美味しいと評判のお寿司屋さんで
一時間以上並んで並んで・・・極上のお寿司を堪能しました♪