今年2月に完成した栃木県下野市「認定こども園 愛泉幼稚園 乳児・病児棟」が第13回キッズデザイン賞を受賞しました。
この建物は、病気の子供たちを安心して預けることができるよう病児保育室、かくり室、保育士や保護者同士の情報交換や交流の拠点となるサロンも備えた建物を
既存園舎の北側という採光条件としては恵まれているとは言えない限られたスペースに増築しました。
既存園舎の影となる敷地への増築ということで、採光を兼ねたロフトや高天井のハイサイドライト、 県内産の大谷石に囲われた光庭を設け、遊び空間と採光を確保している。
この建物では、病気の子どもと元気な子どもとの動線が完全に分離され、安静に見守りながら保育ができる病児保育室の落ち着いた環境と、明るい光が差し込む保育室や光庭で元気に遊ぶ子ども達を見ることができる。