昨年から工事を進めていた
愛泉幼稚園 病児棟の工事も1月末でひと通り検査も終わり
2月初旬には、お施主様にお引渡しする予定となりました。
道路から見て、印象的でカフェのような雰囲気の建物にしたいという
お施主様とのイメージの共有が事前に出来ていたので
外壁は、大谷石と木材のヘリボーン張り(矢羽張り)とし
矢羽張り部分は、木材保護塗料で色分けをしてランダムに張り分けをしてもらいました。
木材は、反りやあばれを考慮し厚み38㎜の木材を脳天ビス止めとしてあります。
施工業者の本橋工務店さんには、非常に手間のかかるデザインとなりましたが
工期も短い中、納め方や色味のサンプル検討等、非常に意欲的に取り組んでいただき
とても楽しく工事を進めさせていただきました。
建物の配置的に既存建物の影となる北側に配置してしまうため
光庭や高天井のロフトを設ける事で自然光や間接光を部屋内に引き込み
天井は木造の梁をそのまま現すことで、木のぬくもりのある明るく温かみのある空間となりました。
お引渡しまで残りわずかとなりましたが
お施主様に喜んで頂けるよう、細かい部分の手直しと残工事を進めていきたいと思います。