昨年設計していた、現在工事中の神奈川県の相模原市内の事務所ビルがほぼ完成しました。
事務所ビルと聞くと大きな建物を想像するかもしれませんが、本物件は240㎡の木造2階建てで、
少し大きな住宅といった大きさの建物です。この建物をお施主様の事業の事務所として使用します。
この規模の建物を手掛ける機会はあまりないのですが、建物の基本となる木造在来工法の建物を設計する事ができて
とても良かったと感じています。
木造の建物も昭和56年の新耐震基準以降、壁量の基準が見直されましたし、平成12年以降にも耐力壁の基準が改正される等、
耐震性も上がっています。
とはいえ、昨今の熊本の大地震では多くの木造の建物が被害を受けており、あらためて構造的な事を含めてしっかり
設計・監理していかなければならないと感じています。
こだわりのあるお施主様で、普段私たちが選ばない仕上材を使用していて、独特の風合いのある建物になりました。
これから正面の手前にあるお庭に芝生が張られ、外構を整備し完成となります。
完成が楽しみです。