中心のホールが遊びの空間を直接つなげる
<背景>
以前よりご依頼いただいている地元の法人様から、新たに認定こども園をつくりたいという事でお話を頂きました。
柏の葉キャンパス駅に近い再開発の一角の敷地に、新設のこども園です。東側と西側が道路に面していて、
南側にはさえぎる物がない日当たりの良い敷地です。
<コンセプト>
中心のホールが遊びの空間を直接つなげる
2階建ての各階、中央にホールを配し、ホールを取り囲むように保育室、調理室、ランチルームを配置しています。
廊下をなくすことで、ホールを中心として保育室、ランチルーム、園庭が直接つながり、
遊びの動線をスムーズにつなげています。
食の中心は調理室ととらえ、調理室から乳児室、ランチルームへ直接配膳できるようにしました。
配膳の窓を設けることで、無駄な動線をなくしました。
ランチルームから子どもの目の高さで調理風景がのぞける窓も設置し、
子どもたちの遊びと食もつながるようにしています。
<エピソード>
<計画概要>
所 在 地 千葉県柏市
主要用途 幼保連携型認定こども園
敷地面積 1,983.48㎡
建築面積 759.58㎡
延床面積 1,414.55㎡
構 造 鉄骨造
階 数 地上2階建
工事種別 新築
完成時期 平成30年3月
◆Award
第11回 キッズデザイン賞 受賞
「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」